(高校生対象) 【センター試験 国語古典・一問一答】

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問、下線部の助動詞の意味と活用形を答えなさい。

たちまちにこの世を去らんとする時にこそ、はじめて過ぎぬるかたの誤れ事は知らなれ。(徒然草四十九段)

【解答解説】
「ぬる」…完了の助動詞「ぬ」の連体形。(な・に・ぬ・ぬる・ぬれ・ね)

「誤れる」の「る」…①完了存続の「り」(ら・り・り・る・れ・(れ))なのか、②受身尊敬自発可能の「る」(れ・れ・る・るる・るれ・れよ)なのか。
「事」が続くことから連体形のはずである。連体形が「る」なのは①。よって答えは完了の助動詞「り」の連体形。
もうひとつの考え方。「誤れる」と「誤れ」に接続。四段活用の已然形に接続している。①は已然形接続(サ変は未然形)、②は未然形接続である。よって①である。

「知らるなれ」の「る」…こちらは②、自発「る」の終止形。「知らる」と「知る」の未然形に接続していることから判断するのが楽。
あとに「なれ」が続いていることから考えるのは難しい。前に「こそ」があるから係り結びで已然形になっている。この「なれ」が(ア)断定「なり」なのか、(イ)伝聞・推定「なり」なのか。(ア)と判断すれば、断定「なり」は活用語の連体形接続なので、「知らるなれ」の「る」は完了存続「り」の連体形と考えられる。(イ)と判断すれば、伝聞・推定の「なり」は終止形接続なので、受身尊敬自発可能の「る」の終止形と考えられる。どちらの場合も考えられることになり、あとは文意から判断することになるが、それも難しいのではないだろうか。
答えのように、「知らるなれ」の「る」は自発「る」の終止形。よってこの「なれ」は伝聞・推定の「なり」ということになる。

訳は以下。

いまにもこの世を去ろうとするときに、初めて、過ぎてしまった時の、間違っていたことが自ずとわかるという。

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